- 1 -
午前11時32分開議
○委員長(小林 芳幸)
・ 開会宣告
・ 議題の確認
1 調査事件
(1)棒二森屋に関する報道について
○委員長(小林 芳幸)
・ 議題宣告
・ 状況等について説明を受けるため、理事者の入室を求める。
(経済部 入室)
○委員長(小林 芳幸)
・ それでは、説明をお願いする。
○経済部長(谷口 諭)
・ 状況説明(6月4日北海道新聞の記事について) 中合本社に確認した事項(社の見解)
・記事の内容について、中合さんが発表したものではない。
・閉店を決定したという事実は、まだない。
・イオンさんも正式発表ではない。
営業力強化を目指すために様々な選択肢を検討している。閉店という選択肢がないわけではないが、 閉店ありきの検討ではない。また、建物の耐震化についても重要な課題の一つであり、検討している 状況である。
○委員長(小林 芳幸)
・ お聞きのとおり。ただいまの説明を含め、本件について、各委員から何か発言あるか。
○工藤 恵美委員
・ すべて決定というわけではなく、営業が低迷しているため、いろいろな検討をしているということ だが、営業に関する検討について、市に対して問い合わせはなかったのか。ふらっとDaimonな ど、市としてもいろいろな支援をしていると思うが、今後もっと支援してほしい、営業内容について いろいろな検討をしなければならないというような相談や問い合わせはなかったのか。
○経済部長(谷口 諭)
・ 中合さんは、売り上げをどう伸ばしていくか、売り上げが低迷してきているなか、営業課題として 常に抱えている問題であるとしている。ずっと検討はしてきているが、一つの大きな要素として、耐 震改修にかなりの金額を要するという話があった。耐震改修は、都市建設部で改修の助成等をしてい るが、それでも結構な投資になるということで、改修してまた営業をしていくのか、他の形態を目指 すのかといったことも多角的な視点から検討している。市としては、ふらっとDaimonや直接的 な支援ではないが、この春からふるさと納税を取り扱っていただいており、また中心市街活性化の取
- 2 -
り組みの中で、いろいろな支援や賑わいの創出を行っているが、特に具体的に検討に当たって、相談 や問い合わせというのはなかった。
○工藤 恵美委員
・ どういうふうに道新さんがわかったのか、それは後日道新に聞いてみる。今まで相談はなかったと いうことだが、道新さんの一面に記事が掲載されたということで,市民の関心がここに集中している と思うが、中合さんの会議の中に入っていくとか、そういうような計画はあるか。
○経済部長(谷口 諭)
・ 中合さんとはいろいろと意見交換はしている。棒二森屋さんは駅前80周年企画や様々特別企画展 を開催するなど、売り上げの向上にかなり努力をしてきている。我々としても営業はできれば継続し てほしいという思いは当然持っているが、全国的に百貨店業界がなかなか厳しい環境だというのがあ り、この函館も同様であるという認識をしている。具体的に検討がどこまで進んでいるかという話は いただいていないが、市も中合さんも、駅前地区一帯というのは、賑わいの創出のためにも重要なエ リアであるということは、意識として共有しているということは確認させてもらっている。いろいろ 検討をしていただく中にも、この件については、念頭に置いて検討していただいているものと考えて おり、今後も連携は密にしていきたいですし,情報収集にも努めていきたいと考えている。
○工藤 恵美委員
・ 是非とも連携を密にして、会議にも参加できるような形で進めていっていただきたい。
○委員長(小林 芳幸)
・ 他に発言あるか。
○阿部 善一委員
・ 電話でのやりとりだと思うが、やりとりの相手はどういう地位の方なのか。
○経済部長(谷口 諭)
・ 主要クラスの方とのお話の中で出た見解である。
○阿部 善一委員
・ 道新さんも一面に打つくらいだから、確証を持った記事なのだろう。これが誤報であれば、責任問 題に達する話な訳だから、取扱いは相当慎重に協議されて報道されたと理解する。今の部長からの話 だが、必ずしも記事を全面に否定できる内容じゃないと思われる。総体的に取材の中で、ああいう結 論が出て道新さんで報道したのかなと思う。中合さんの営業全体の問題というのは、何年も前からあ った話 で、 新幹線 開業 の2年く らい 前から 出てい る。 新幹線 の開 業効果 を見極 める という 姿勢を 取っ ており、部長も経過について認識はあったと思うが、あまり効果はなく、この先さらなる経営改善に 期待できるかと考えたと思う。函館市を中心に道南圏の商圏エリアの中で、観光客を相手にしないで 函館市民だけ相手では経営できないということが、皮肉にもはっきりしたのだろうと思う。そうする と、あとは観光客にいかに来てもらえる店づくりができるかにかかっているだろうと思うが、中心市 街地活性化事業の中の相当大きな位置づけをされているわけで、棒二森屋さんが万が一撤退するよう なことがあれば、中活事業の根幹から見直さなければならないのではないか。函館市や大門の商店街、 またマンションを買った人たちにとって相当なことが瓦解をしてしまう。そういう極めて重大な問題 だと私は捉えている。今回の件について、何がどう変われば、どのように変わってくるのか、担当部
- 3 - としてどう理解しているか。
○経済部長(谷口 諭)
・ まず道新さんの記事の内容について、イオン幹部のコメント等が出ていたが、中合さんに確認をし、 イオンさんの正式コメントではないということは確認をさせていただいた。昨今の百貨店業界を取り 巻く状況が本当に厳しく、都心や千葉でもいろいろと駅前の百貨店が閉店になっており、今までの形 態のままでは生き残れないということは、我々も経営者側も認識している。今後形態等どうするかと いうのは、いろいろと検討をしているところである。また一方で、人口減少という問題もある中で生 き残るには観光客の集客というのももちろんだが、顧客のニーズに合ったものが今後求められ、経営 の大きな柱、見直しの柱になるかと考えている。
○阿部 善一委員
・ やはり問題は地元客だけではやっていけないということ。ある意味証明されたように思っている。 キラリスも決して好調とは言えない。存続するためには、魅力ある店、集客力の高い店づくりをして いかなければならないが、相応の費用がかかる。耐震化の問題も新聞報道では五、六億円かかると言 われており、80年も経った建物を耐震化するとなると全面の建て替えしかない。その中で、どうい う店づくりをしていくかということも非常に大きな課題だと思う。今何点か部長から報告を受けたが、 函館市として、直接イオンさんまたは中合さんに伺って、もう少し事情を詳しく聞く等の、次の行動 を何か考えているのか。
○経済部長(谷口 諭)
・ これまでも話し合いをしてきており、いろいろと検討をしている。段階に応じて、市に対して話が あると考えてはいるが、現在話が来ている状況ではない。そういう段階でもないということだと思う が、市としても、この地区は、起点になるという点では非常に大事なエリアと考えているので、この まま継続してほしいという思いはある。しかし、経営上の観点で、様々なことを検討せざるをえない という状況であるので、市も情報収集に努め、必要な場合は、以前話をしたことはあるが、親会社で あるダイエーさんに話をしていきたいと考えている。
○阿部 善一委員
・ 中合さんからの話を受けて、道新さんに対して、記事の内容がちょっと違うのではないかというよ うなやりとりはなかったのか。
○経済部長(谷口 諭)
・ 私の認識として、道新さんの記事は、グループ会社の一番上のイオンさんが、ダイエーさんの傘下 の子会社である中合さんの棒二森屋店の閉店も含めていろいろ検討をしているということを書かれて いたと思う。そして、中合さんに確認したところ、閉店ありきではないが、そういう選択肢も含めて 様々検討している状況である。グループとして、そういうことを検討しているのは違わないことだと 思うが、新聞報道を受けて、道新さんと話したかということについては、話はしていない。
○阿部 善一委員
・ 函館市として、いろいろな受けとめ方がでてくると思う。非常にハレーションが大きい記事である ことは間違いないので、道新さんと記事の内容について話をするべきだと思う。道新さんがどこまで 話すかわからないが、この記事の真意を聞いてみる必要があるのではないだろうかと思うが、これか
- 4 - らも聞くという姿勢はないのか。
○経済部長(谷口 諭)
・ 記事の内容について、様々取り巻く環境や人口減少について、新幹線効果など客観的な受け止めと して理解できる部分もある。また、中合さんと中合さんを通してイオンさんから今回の記事の内容と いうのは正式に発表したものではないと確認をしている。棒二森屋さんの上が中合さんであるので、 そこを中心にいろいろ情報等収集していきたいと考えている。その中でまた違うことがあれば、確認 等もさせていただきたいと思っている。
○阿部 善一委員
・ 総体的に判断すると、内部では検討していることについては否定もされてないわけだから、正式に 発表はしてないということだけで、道新さんの記事を全面否定できるものではないということになる。 相当厳しい状況だということを、我々は捉えなければならないと思うが、どう捉えているか。
○経済部長(谷口 諭)
・ 売り上げが右肩下がりで減ってきているという、いろいろ厳しい状況の中で、中合さんもこれから どうしていくのかというのは、ずっと抱えている課題として検討している。グループとしても、今後 どうしていくかということを耐震改修の費用負担も含めて、様々な角度から検討している。あらゆる 選択肢を今検討している最中だということは間違いない事実であるので、今後また情報収集をしてい きたい。そして、市としてもきちんと連携をしていきたいと考えている。
○阿部 善一委員
・ 最後になるが、我々も注視をして動きを見ていかなければならない。棒二森屋さんは中心市街地活 性化事業の中でも大きな位置づけであるので、本当に記事のとおりになったとすれば、計画そのもの を根底から見直さなければならない、そういう事態に立ち至るという非常に大きな課題であるので、 函館市の将来にとっても、まちづくりにとっても、根幹をなすものだけに、我々も注視をして情報収 集しながらこれからもいろいろ発言をしたいと思う。今日はこれで終わりたいと思う。
○委員長(小林 芳幸)
・ 他に発言あるか。(「なし」の声あり)
・ それでは発言を終結する。ここで理事者はご退室願う。
(経済部 退室)
・ 議題集結宣言
2 その他
○委員長(小林 芳幸)
・ 議題宣告
・ 各委員から何か発言あるか。(「なし」の声あり)
・ 散会宣言
午前11時54分散会